映画まとめ2019
どうも、ごきげんよう。だいふくです。
すっかり存在を忘れていたブログですが、なんか書かないともったいないので書きます。真面目な感想とか批評とかを書こうと思うと筆が止まって全く更新できなくなるので、もう少し緩い感じの感想でいいからなんとかやっていこうと思います。
という事で、もう年末なので、今年見た映画をざっくりと振り返っていきます。
・キンプリsss 一章 ×2
・キンプリsss二章
・キンプリsss三章 ×2
・キンプリsss四章 ×2
・響けユーフォニアム 誓いのフィナーレ
・名探偵ピカチュウ
・ゴジラKOM
・プロメア
・ガルパン最終章第二話 ×2
・センコロールコネクト(DVDで見た)
・天気の子
・ダイナー
・ジョーカー
・空の青さを知る人よ
・フラグタイム ×2
・すみっこぐらし
計17本21回映画館で見たことになります。いやまぁ、キンプリsssを映画と言って良いのか分からないんですけども。
数えるまでは「去年が確か7本くらいだったから、とりあえず二桁乗っててほしいなぁ」と思っていたのですが、案外たくさん見てて驚きました。過去最高は映画館でバイトやってた頃の20本くらいなんで、もうちょっと頑張れば追いつけるかも。
とりあえずこんなかで印象に残った作品と言うと、プロメア、天気の子、空の青さを知る人よ、あたりが極めて面白かった印象があります。
特に天気の子は本当に衝撃で、君の名は。で得た権力と資金を好き放題使って性癖をぶちまける最高の映画でした。ぶっ刺さった。
書く事思いつかないんで、ここから各作品をちょっとずつレビューします。あんまりネタバレしないように気を付けますが、多少はあるんで以下自己責任。
・キンプリsss一章
舞台挨拶中継付きの奴見た。これで五十嵐雅さん推しになった。こないだのイベントでも最高に面白かった。
作品としてはプロローグとユキ編とタイガ編で、ユキ様の話を一番最初に持ってくるあたりわかってるなと思った。sssで一番面白かった。タイガ編はタイガが可愛かったので良かった。でもふんどしでプリズムショーやるのは普通にやべえ奴だなって思った。
・キンプリsss二章
これだけ一回しか観てないの結構悔やんでる。もっかい見れば良かった。
カケル編とジョージ編とミナト編なんだけど、正直ストーリーはジョージ編以外うーんという感じ。
でもカケルのプリズムショーは最of the 高なのでやっぱりもっかい見たかった。
ミナト編は高梁翼さんが最高の最高の最高に可愛かったので全人類履修してほしい。本当に可愛い。全世界で一番かわいい。なんであんなに可愛い子がチョイ役なんや。次回作ではもっと出番欲しい。
・キンプリsss三章
レオ編ユウ編アレク編。
レオ編は話としてはマジでクソオブクソだったんだけど、プリズムショーが良すぎてレオきゅん推しになった。可愛い。あれでちんちんついてるとかなんかのバグでしょ。でもレオきゅんのちんちんならしゃぶれるからセーフ。
ユウ編はストーリーが一番良かったなと思った。ユウ君がうざいのだけアレだけど、後半の展開が物凄く良かった。プリズムショーも次々と驚かされ、とても感動した。
アレク編はアレクがひたすら可愛かった。観る前にアレクの母親が出てくるという情報だけ聞いてたんだけど、あれほどまでアレクのイメージを崩さずに可愛さを見せてくれた手腕には脱帽。
多分ユウ編を最後に持ってきたかったんだろうけど、タイガ君の点数を減らす引きを作るためにはこうするしかなかったんやろうなぁ。
・キンプリsss四章
いっくんと一緒に金曜夜に最速上映観に行ったんだけど、見終わってからしばらく、二人とも呆然としてた。「絶対なんやかんやごまかされると思う」「多分何も明らかにならない」と事前に話していたんだけど、あれほどまでガッツリと描かれるとは。ルヰ君もシャインも新境地のプリズムショーを見せてくれて、やっぱり使者はとんでもないんだなと再認識。
ザシャッフルのショーの描かれ方の雑さに笑った。
セプテントリオンのショーは、最初のシン君の謝るところからもうずっと神懸っていた。プリズムショーの身も心も捧げる必要はないと思うけど、RLをセルフリスペクトしているところがいくつか見られて、とても嬉しくなった。
仁さんも少し報われたというか、変化がみられてとても良かった。幸せになって欲しい。
・ユーフォ
久石奏とかいうキャラがすごく良かった。ああいう自分の底を見せようとしないキャラすこ。ツイッターによく上がってくる「センパイ♡」キャラは、あの後の話になってくるのかな。
正直見たのがだいぶ前であんまり覚えてないからコメントしにくい。あらゆる面でハイレベルな作品であったのは間違いないんだけど。
いろいろガバガバだったけど、とても楽しめた。ポケモンが本当に自然に溶け込んだ世界観で、あれを見れただけでも満足。伏線は非常にわかりやすく張られていて、あんまり驚きみたいなものはなかった。そういう意味では子供向けの作品と言えるのかな。でも大人でも十分楽しめると思う。
・ゴジラ
とにもかくにも絵の力が本当に凄かった。キングギドラが王として君臨する場面も、ゴジラの前に他の怪獣たちがひれ伏す場面も。あまりにも美しくて格好良くて、憧れにも似た感情を抱いた。ストーリーは……うーん、よくできていたとは思うけどなんかごまかされた感。個人的にはもうちょい人間ドラマ抑えめでも良かったかなと思うけど、評論家は人間ドラマが足りんと言っていたりするみたいで、これもうわかんねえな。
あと、渡辺謙の一番の見せ場、本当に良かった。
・プロメア
実はグレンラガンもキルラキルも見てなくて、まぁいいかなって思ってたんだけど、ツイッターの評判が良かったので見に行ったら大当たりだった。上記二つを見た直後に見たので目がしぱしぱしてたんだけど、途中からはそんなことも忘れて食い入るように見てた。ただの熱い物語じゃなくて、視聴者に非常に難しい問題提起をしてくる、深い作品だった。でも後半はとにかく熱さでごり押しされたので、やっぱりそういう気持ち良さもいいなと思った。グレンラガンとキルラキル見ようと思う。
あと、クレイがマジで良いキャラ。一番最後、「よかった」でも「そうか」でもなく、「余計なことを……」と言ってるのを聞けただけで1800円払った価値がある。近年まれにみる素晴らしい悪役だった。
・ガルパン
いやー良かった。一話が正直微妙だったからあんまり期待してなかったんだけど、戦車戦マシマシで超楽しめた。知波単の成長に涙が出、出ますよ。
今後の展開はあんまり読めないけど、個人的には継続と戦ってほしいかなぁ。でもサンダースも好きだから、うーん。なんにしても三話が待ち切れない。
・センコロールコネクト
予告編見て面白そうだなぁ見ようと思って、気づいたら終わってた。超悔しかった。あんまりにも悔しいから、DVD発売直後にツタヤで借りて観た。面白かった。アレ、ほぼ一人で作ってるってマ? 新海じゃん。
ワイが下野好きっていうひいき目もあるけど、しかしテツのあのダウナーな雰囲気に声が合いすぎている。ありえん良い。
ああいう謎な世界観と、ほとんど解明されないままストーリーが進んで終わる物語すこ。あれで面白いんだから、スゴイ。一緒に見たいっくんは複雑そうな表情をしていたので、ワイに刺さっただけ説はある。
・天気の子
今年断トツで良かった映画。本当に最高だった。オタクならアレぶっ刺さるでしょ。
オタクがこぞって「あれはエロゲだ」と言っていた意味も、エロゲほとんどやったことないのに何となくわかった。
選択肢を幻視するオタクが続出したみたいだけど、なるほどと思わされるほどに本作は「決断ポイント」が多かった。そんでもって、その決断の多くには時間的切迫と必然性が伴ってるので、どんどん状況が悪化していく事に説得力があった。決断ポイントは基本的に多ければ多いほど物語が面白くなるので、そういう意味で、天気の子はよくぞこれほどまでたくさんの決断を盛り込めたなと尊敬する。普通、こうまでは入れらんない。
ただ、君の名は。に比べてかなり人間や社会の汚い部分が描かれているし、最後の落とし方も賛否両論出るものなので、絶賛とまでいかないのは当然。でも個人的に、あの「大切な人のためなら世界なんて知ったことか」という締め方は超絶好き。誰だって、世界を犠牲にして大切な一人の女の子を助けたい願望あるでしょ。
多分次回作は今作ほどの金をかけることはできなくなるだろうし、タイアップ企業も減るだろうけど、そういう事は気にせず尖った作品を作ってほしい。いうてまだ上映してるくらいだし、なんやかんや興行収入バケモンか。
・ダイナー
今年唯一見た邦画。藤原竜也がひたすらつよつよだった。
映画としての魅せ方も非常に良かったし、物語も良かった。
でもアクションが邦画特有の格好良く見せようとしてダサくなってるやつで、映画館の中で爆笑しちゃった。
もともと見る気なかったんだけど、百合と聞いたので、いっくん邸にてほんへ一挙放送やって、映画見た。
感想としては、前半の百合成分があまりに強すぎて、後半の印象が霞んでしまったという印象。でもいい話だった。ほんへとあんまり変わらなかったので、映画というよりは番外編とか続編って感じかも。まぁあの超絶作画を映画館の大画面で見れるだけでも価値があるので満足。
・ジョーカー
ツイッターでやたらと話題になってたので見た。面白かった。
個人的にはあまり刺さらなかったけど、多分刺さる人には人生で一番の映画になるだろうなって感じ。とにかく尖ってた。
見ながらいろいろ考えさせられた。何が本当で何が妄想なのか。誰が善で誰が悪なのか。多分無限の解釈の仕方があるんだろうな。だから、あれを見て気持ち良くなるのも、怖いと思うのも、よくわからないと思うのも、全部正しい。すべての作品がそうと言えばそうなんだけど、ジョーカーはその側面がより強い気がする。
・空の青さを知る人よ
ここさけがめっちゃよかったから観たけど、めっちゃよかった。方向性が違いすぎてどっちの方が面白いとか好きとかは言いにくい。
設定の転がし方が物凄く良い。「この設定なら普通こうする」という部分を全部ひっくり返して描いてて、この手の作品を見慣れた人の方がより楽しめる映画になってた。
後半の展開はさすがに雑極まりなかったけど、それでも一番の見せ場は、ペンギンハイウェイを彷彿とさせる気持ち良さで、全てがどうでもよくなった。
数々のマイナスを補って余りあるプラスの作品だった。
・フラグタイム
あと30分くれ。
多分60分未満っていう時間制限をつけられたんだろうな。あのクッソ濃密な全二巻を、絵と声と超絶力業でまとめ切った。なんやかんやフラグタイムの良さをしっかり描けていたあたり、監督の有能さがうかがえる。だからこそ後30分欲しかった。私が億万長者なら言い値の予算出して監督にもっかい作ってもらう。
それはそうと、原作では全然なかった海と公園のカットがたくさん挟まれていたのは、なんだったんだろうか。多分ちゃんと意味があるんだろうけど、よくわからなかった。調べても出てこない。思いついたらまた記事書くかも。
・すみっこぐらし
なるほどたしかに、ちょっと声の大きい過大評価が通り過ぎているかなという印象。それでも、とてもよく出来た優しい物語で、興味をぐいぐいと引っ張られたし、最後はやっぱりジーンと来た。
大人帝国の名前が出る理由も分かったし、同じようにぞくりとする部分はあったのだけれど、やはりアレと比べてしまうのは流石に分が悪い。まぁ好みの問題もあるから、こちらの方が好きという人もいるだろうけれど。
非常に丁寧に作られた佳作という印象。子供にも大人にもそれぞれの視点で楽しめるよう工夫が凝らされていたのには舌を巻いた。
大体こんな感じです。もっといろいろ書くべきかなって思ったけど、正直いろいろ忘れてるしキリがないからまぁいいや。映画関連での今年の心残りはファーストマンを見逃した事くらいですかね。
今年の映画でほかにオススメのやつとかあったら教えてください。DVD借ります。